令和4年(2022年)10月度講演会レポート

　令和４年１０月２８日（金）、
秋が深まる１０月最終週の金曜夕刻、前田幹事長のご紹介で此度、帝国ホテル社長/会長を歴任され本年６月まで特別顧問をお務めになられた、昭和４４年法学部卒の小林哲也様に『帝国ホテル１３０年の歴史とおもてなしの心』というタイトルにてご講演いただきました。
　非常にご盛況いただき、浦安三田会員だけでなく、近隣三田会の皆様およびホテル三田会の皆様に当日お越しいただきました。オンライン参加の方も合わせると、計４０名以上の参加となりました。

　当日ご講演内容は、１８９０年開業時の思い出から始まり、１３０年間の長い歴史を通じて、帝国ホテルへいらした国内外からの多彩な著名人の鮮やかで華やかな記録、時代と共に移り行く多種多様な需要に応える、様々な挑戦と時代の一歩先を行くサービス、そして多くの人々の記憶に残る「さすが帝国ホテル」と言われる一流の現場力の秘訣など、密度の濃い有益な７５分のご講演でした。講演後の質疑応答時、とある参加者の質問の返答において、小林様から「当ホテルは、外資系には決して負けません！」という力強いお言葉には、多くの皆様の心に熱い炎を燈らせました。

　縁（えにし）を大切に、という小林さんのお言葉を具現化するように、当日は非常にフレンドリーでファミリアルな慶應らしい雰囲気の中、参加者皆様の楽しい時間は続きました。

　そして最後に、小話ではありますが、本日の参加者の一人が幼少期に外国で小林様とお会いしたことがあり、当時のお写真を片手に、約２５年ぶりの再会をするというまさにご縁があるひょんな一幕もございました。